オマハホールデムポーカーは、テキサスホールデムポーカーから派生して誕生したポーカーゲームですが、テキサスホールデムポーカーと似ているゲームシステムですが、さらに戦略的にしています。
ポーカーの醍醐味であるブラフなどを使った心理戦で駆け引きを楽しむことが出来ます。
テキサスホールデムポーカーについて知りたい方はこちらをご覧ください。

世界大会が行われるほど世界中で人気ですので、複雑で慣れるまでは大変かもしれませんが、是非覚えて遊んでほしいと思います。
オマハホールデムポーカーの特徴
オマハホールデムポーカーを初めてプレイする人の多くが「覚えることが多い」という意見があると思います。
最初は慣れるまで戸惑うこともあり、混乱することもあるでしょう。
いきなりランドカジノでプレイするよりもオンラインカジノであればサポートされるので安心だと思います。
複雑であるため、最低限ポーカーの手役などは知っている人におすすめします。
テキサスホールデムポーカーから派生したゲームのため基本的なルールは似ていますが、違いはあります。
ゲームの進行や進行に合わせたコールなど覚えることは他のゲームと比べると多いですが、プレイヤー同士の心理戦や駆け引き、ブラフなど楽しい要素が沢山あります。
合計9枚ものカードの中から手役を作るため役は作りやすい特徴があります。
オマハホールデムポーカーのルール
オマハホールデムポーカーはプレイヤー同士の戦いとなり、ディーラーはゲーム進行役となります。
最低参加人数は2人からで、最大は10人まで戦うことが出来ます。
使用するカードはジョーカーを除く52枚です。
オマハホールデムポーカーではプレイヤーに個別に配られるカードは全部で4枚です。
そして、全員が共通で使うコミュニティーカードを「フロップポーカー」と呼び、カードの交換は行いません。
プレイヤー4枚、共通のコミュニティーカード5枚の合計9枚で勝負をします。
また、テキサスホールデムポーカーとの違いとしてオマハホールデムポーカーでは自身に配られる「ホールカード」4枚の中から2枚、全員が共通で使う「フロップポーカー」5枚の中から3枚を選んで役を作らなければいけません。
合計9枚のカードが配られますが、必ず指定された枚数を選ばなくてはいけないという特徴があります。
例えば、ホールカード4枚とコミュニティーカード1枚で役を作っても無効です。
オマハホールデムポーカーの役(ハンド)の強さ
ポーカーの役(ハンド)は全部で9種類あります。
強い順に紹介していきます。
ロイヤルストレートフラッシュ

同じ絵柄で「10・J・Q・K・A」を揃える。
例:♣「10・J・Q・K・A」
ストレートフラッシュ

同じマークのストレートを揃える。
例:♥「1・2・3・4・5」
フォーオブアカインド(日本ではフォーカード)

同じ数字を4枚揃える。
例:「A・A・A・A」
フルハウス

ワンペアと、スリーカードをそれぞれ揃える。
例:「2・2・2」と「3・3」
フラッシュ

数字は関係なく同じマークを5枚揃える。
例:「♦の2・3・4・7・8」
ストレート

連続した5つの数字を揃える。
例:「1・2・3・4・5」など。
※連続とは認められない並びもあります。「K・A・2」では繋がりません。
「10・J・Q・K・A」「A・2・3・4・5」は有効ですが、「Q・K・A・2・3」や「K・A・2・3・4」等は無効となる。
スリーオブアカインド(日本ではスリーカード)

同じ数字を3枚揃える。
例:「A・A・A」など。
※日本固有の略称はスリーカード、海外ではスリーオブアカインドと伝えないと通じないので注意が必要。
ツーペア

ワンペア同士を2組揃える。
例:「2・2」と「3・3」などのツーペア
ワンペア

同じ数字を2枚揃える。
例:「A・A」などのワンペア
ハイカード

何も役を揃えられていない状態。
オマハホールデムポーカーの場合、9枚のカードの中から手役を作ることになるので、ハイカードになる可能性は少ないですが、それでもブラフなどを用いて勝負をすることが出来るのも醍醐味の櫃でもあります。
オマハホールデムポーカーの用語
オマハホールデムポーカーの用語はゲームの進行上必要なので覚える必要があります。
■「ベット」
チップを賭けること。チップ額を他のプレイヤーに伝える。
■「コール」
他プレイヤーが賭けている金額と同額のチップを賭けること。
■「チェック」
チップを賭けずその場を流して次のプレイヤーに回すこと。
■「フォールド」
ゲームを降りること。それまでの賭けたチップは失われる。
■「レイズ」
場に賭けられている額にさらに上乗せすること。同時にチップ額を他のプレイヤーに伝える。
■「リレイズ」
他のプレイヤーがレイズを行った際、レイズ金額よりもさらに賭け金を上乗せすること。その時にチップ額を他のプレイヤーに伝える。
■「オールイン」
手元にある全てのチップを賭けること。
■「ミニマムベット」
ゲームをする上で必要な最低限のチップ額。
■「ミニマムレイズ」
レイズする際の最低額。
紹介した用語はスムーズにゲームを進行していくのに必要です。
最初は間違えてしまったりしてしまうかもしれませんが、プレイしながら覚えていくようにしましょう。
ゲームの進め方
オマハホールデムポーカーのゲームの進め方は合計4回のラウンドに分けて行われてます。
ラウンドごとに勝負するか降りるのかを判断し、最終ラウンドで残った者同士で手役の強いプレイヤーがそれまで賭けたチップを総取りする仕組みです。
オマハホールデムポーカーではディーラーポジションをプレイヤーが努めます。
ディーラーポジションはゲームごとに時計回りに移動します。
ディーラーボタンというポジションを示すボタンがあります。
また、ディーラー役の左に隣接するプレイヤーをスモールブラインド(SB)といい、さらにその左隣をビッグブラインド(BB)と言います。
まず最初にディーラー役の左に位置するスモールブラインドは最低ベット額を賭ける必要があり、ビッグブラインドは最低ベット額の倍を賭ける必要があります。
ビッグブラインドの左となりをアンダーザガン(UTG)と言います。
ディーラー、スモールブラインド、ビッグブラインド、アンダーザガンと時計回りに移動していきます。
ラウンドの回り方
オマハホールデムポーカーでは4回のラウンドに分かれているのでラウンドの回り方を説明します。
■第1ラウンド(プリフロップ)
最初に4枚のカードが配られた状態を第1ラウンドの「プリフロップ」といいます。手元の4枚のカードの時点で、勝負をするかどうか判断します。
■第2ラウンド(フロップ)
ディーラーは、山札の一番上のカードを不正防止のために慣例的に1枚捨てます。場に3枚続けてカードが表向きに並べられた状態を第2ラウンドの「フロップ」といいます。手持ちのカードと合わせて合計7枚のカードの状態でチップを賭けて勝負をするかどうか判断します。
■第3ラウンド(ターン)
第3ラウンドのターンで、フロップと同じく、ディーラーは山の1番上のカードを捨てます。カードが一枚めくられ、場札に4枚目のカード、手元にある4枚のカード合計8枚のカードから、勝負をするかどうか判断します。
■第4ラウンド(リバー)
第4ラウンドのリバーで、場にすべてのカードが表向きに並べられ、合計9枚のカードの内、自身のカードから3枚、コミュニティカードから2枚選んで手役を作ります。
最終的に残ったプレイヤー同士で戦い勝ったプレイヤーの総取りとなります。
プレイヤー同士の静かな心理戦はやはりポーカーゲームの醍醐味と言えます、取り扱う枚数が多いオマハホールデムポーカーだからこそ手役が揃いやすいということでよりスリリングな戦いを行うことが出来ます。
まとめ
オマハホールデムポーカーはポーカーに慣れていない人は最初覚えることが沢山ありますし、他のカジノゲームと比べても複雑です。
しかし、きちんとゲームの仕組みを理解すれば覚える十分にあると言えます。
世界中で人気があるゲームですし、やればやるほどプレイヤー同士の駆け引きが楽しくなります。
一度の勝負でゆっくりと時間をかけて勝負をしていきますが、賭け金がラウンド毎に上がっていくので最初は小額から必ず始めるようにしましょう。
ぜひ、世界大会が開催されるほどの人気を誇るポーカーゲームをオンラインカジノで楽しんでみましょう。
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