EndorphinaのCEOがBet and Beatの業界に関するインタビューに答える

オンラインカジノ、スポーツベッティング、ギャンブルなどに関する主要なプラットフォームであるBet and BeatからEndorphina社のCEOがインタビューを受けました。

インタビューの中で、ゲーム業界、スロットゲームの未来、そしてEndorphina独自の成功の秘訣について、分析、見解を語っています。

長文となりますが、今現在のオンラインカジノや自社についても詳しく答えてくれています。

Q_まずはじめに自己紹介、仕事内容、そしてEndorphinaについて教えてください。

A_『私は現在、Endorphina社のCEOを務めています。Endorphina社は、私が過去7年間にわたって歩んできた道のりを共有する会社です。

当社は、スロットゲームの開発と提供に特化した会社で、完全な技術的ソリューション、統合、サポート、アカウントマネジメントサービスなどを提供しています。私たちはワンストップショップで、すべてのパッケージを提供しています。

私たちの目標は、プレイヤーに興奮と大きな勝利を提供することです。私の役割は、会社のすべてのポジションを含んでいるように感じることがあります。

財務、開発、デザイン、マーケティング、法務、コンプライアンスなど、ビジネスのあらゆる部分において、最低限の基礎知識を理解し、実行できる必要があるのです。』

 

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Q_会社がスタートしたのは2012年、約10年前のことです。iGaming業界の状況は、ポジティブにもネガティブにも何が変わったのでしょうか？

A_『最も大きな変化は、明らかにモバイルゲームの台頭です。誰もが予想し、そして経験した目に見えない期限がありました。

それは、オンラインゲームの収益の50％以上がモバイルからもたらされた瞬間でした。現時点では、そのラインをはるかに超えています。しかし、Endorphinaの旅の始まりでは、これはまだ来るべき未来のことでした。

iゲーミング業界では、すべてが花開いていた時期が長く続いていました。

昔も今も、新しいスロットゲームプロバイダーが増え続けています。これは主に、市場全体が成長していることと、新しい管轄区域が開設されていることによるものです。

ここで、規制に関しては、良い面と悪い面があり、議論を呼んでいます。ヨーロッパでは、オンラインゲームの規制が業界を分断しています。

しかし、競争の場は明確になりつつあり、悪質な業者は徐々に排除されつつあります。規制の主旨は良いのですが、国によってはプレイヤーを保護するというよりも、プレイヤーにダメージを与える方法で規制を行っているところもあります。』

 

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Q_Endorphina社が実際にターゲットとしている国や、今後参入を予定している市場はどこですか？

A_『我々はCIS市場に強い足場を持っています。

これは主に、非常に特殊な条件のもとで事業を展開する方法を知っているビジネスパートナーのおかげです。

しかし、長年の経験から、この地域における当社の専門知識が紹介されています。この地域では、Endorphinaをゲームポートフォリオに入れない限り、どのオペレーターも完全で競争力のあるものにはならないと断言できます。また、当社はマルタとルーマニアでライセンスを取得しています。

同時に、クロアチアと新しく規制された市場であるベラルーシでも強力なポジションを築いています。

ヨーロッパの規制された市場での次のステップは、身近なところではチェコです。そして、ここでプレーヤーの心をつかんだ後は、イタリアへと進みます。今は分割されていても、ヨーロッパ全体に私たちのゲーム体験を届けたいという強い野望があります。』

 

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Q_暗号カジノにソフトウェアを提供した経験について教えてください。

A_『暗号化されたカジノにゲームを提供する際には、それほど多くの具体的な内容はありません。しかし、いくつかの違いが存在することに気づきました。

例えば、プレイヤーの平均ベット額が高いことなどです。プレイヤーのベットパターンは、その通貨が成長しているときと下落しているときで変わります。プレイヤーはこれに非常に強く反応します。

今週、暗号が上がっているかどうかにかかわらず、私たちのお客様は、暗号通貨に対するプレイヤーの活動が急増していると私たちに報告してくれます。』

 

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Q_今日まで、最大かつ最も人気のあったタイトルは何ですか？

A_『「Lucky Streak」シリーズ（1、2、3）では、非常に良いパフォーマンスが得られました。これは、次に何をすべきかというコンセプトを証明するものでした。続いて、「Chance Machine 100」とその続編でも成功を収めました。これらのシリーズは、今現在、パートナー企業のカジノロビーのトップを飾っています。そしてもちろん、プレイヤーが楽しみにしている別の強力なフランチャイズも控えています。 これからも、私たちのマーケティング・リリースにご注目ください。』

 

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Q_年に12本以上のスロットゲームをリリースしていますが、各スロットタイトルのアイデア出しから発売までのステップバイステップのパイプラインを詳しく教えてください。

A_『残念ながら、すべての秘密のソースを公開することはできません。

しかし、厨房の様子を垣間見ることはできます。

私たちは社内にフルチームを抱えているので、ロードマップを効果的に管理することができますし、クリエイティブな自由度もあります。

例えば、アートチームの誰もが立ち上がってテーマを決め、基本的なアートコンセプトを作ることができます。

プロダクトチームがそのコンセプトに情熱を持って取り組めば、最終的にこのゲームがお客様のお気に入りのカジノに登場することになるかもしれません。年間12本のゲームは、私たちにとってゴールではありません。

2021年にはもっと高い目標を掲げ、少なくともこのリリーススピードを2倍にしたいと考えています。』

 

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Q＿スロットの還元率、ヒット／ウィンの頻度、バリエーションなどは、誰がどのように決めているのでしょうか？

A_『一般的に、これはEndorphinaの創業時に決められたコアな考えです。

私たちのゲームは、96%に近い範囲である必要があります。RTP96%のバランスとマジック、これこそがプレイヤーの体験の原動力だと信じています。

ゲームを提供する側としては、RTPをもう少し高くして、プレイヤーの皆様により多くの勝利を提供できれば幸いです。

しかし残念ながら、ここ数年の増税やプレイヤー獲得のための高いコストが、オペレーターに大きな負担をかけていることを念頭に置かなければなりません。

そして、オペレーターの利益も考えておかなければなりません。』

 

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Q_Endorphina社が開発したゲームは、より伝統的なスロット体験を提供しています。これは、スロットが様々な方法で複雑化している現在のトレンドに少し反しています。複雑なゲーム体験について、どのようにお考えですか？

A_『私は個人的に、新しいメカニズムや少し複雑すぎる機能を備えたゲームを楽しんでいます。

しかし、それは私が業界の新しいものについていくのが好きだということによるものです。

私たちの製品に同じアプローチを適用することはできません。

Endorphina gamesのアイデンティティと、私たちのリリースに期待しているプレイヤー層を念頭に置かなければなりません。Endorphinaの精神を失わないようにしなければなりません。私たちが学んだことのひとつは、プレイヤーは保守的だということです。

もしEndorphinaが突然「Xscatter-MegaWild-TurboReels-EarthquakeLink」のゲームをリリースし始めたら、プレイヤーは会社がおかしくなったと思うかもしれません。自分たちの好きなゲームを作っていた人たちがいなくなってしまったと。

しかし、私たちは革新的なことを躊躇しません。

例えば、最近ではボーナス・ポップを導入しましたが、これはボーナス・バイ機能のバージョンです。非常に繊細な方法で行われており、プレイヤーはこの追加機能を歓迎してくれました。』

 

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Q_他のRNGゲームのカテゴリーに参入する予定はありますか？

A_『一般的には、これは我々の主眼ではありません。私たちはスロットが大好きで、スロットを作るのも大好きです。

できることがたくさんありますからね。ルーレットやビデオポーカーのアイデアもありますが、素晴らしい新作スロットをリリースするか、テーブルゲームに時間をかけるか、どちらかを選ばなければならないとしたら、スロットに軍配が上がりますね。』

Endorphina社は世界中のオンラインカジノで利用されており、その中には日本市場も含まれています。

非常にクオリティの高いゲームを提供しており、人気があります。

近年のオンラインカジノは参入してくる企業、ライセンスの強化・アップデートなど目まぐるしく変わってきています。

そういった中でも市場の動向をしっかりと把握し、自社の強みなどをしっかりと分析し、実行、ときに大胆な戦略を行ってきたEndorphina社はこれからでも注目度は高いと言えるでしょう。