EveryMatrixがFSBテクノロジーを全額現金で買収

EveryMatrix（エブリマトリックス）は、世界的なフルターンキー・プロバイダーであり、スポーツブック・テクノロジーのスペシャリストであるFSBテクノロジーを全額現金で買収した。

この買収により、EveryMatrixのTier-1スポーツブック・プラットフォームおよびオッズ・フィード部門であるOddsMatrixはさらに強化され、即時の追加収益と企業間の相乗効果を生み出し、FSBが強力な市場シェアを築いてきた英国、アイルランド、アフリカでの存在感を確固たるものにする。

2007年にサム・ローレンスとデイビッド・マクダウェルによって設立されたFSBは、ロンドンを拠点とするB2Bスポーツブック・テクノロジーのリーディング・サプライヤーであり、プレイヤー・アカウント・マネージメント（PAM）、スポーツ・ベッティング、カジノ・プラットフォーム・ソリューションを含む、完全なエンド・ツー・エンドのターンキー・ソリューションを提供しています。

EveryMatrixは、スポーツブック・プロバイダーの中で最も強力な競馬プロダクトの1つとして認識されているものを含め、FSBの主要な機能を自社の製品に組み込む予定です。

顧客はさらに、カジノ、ゲーム、アグリゲーション、ペイメント、プレイヤーアカウント管理、マネージドサービス、アフィリエイト管理、データトラッキングなど、エブリマトリックスの優れたモジュール製品から恩恵を受けることになる。

一旦OddsMatrixに移行すれば、実績のある一流のスポーツブックとオッズフィード製品だけでなく、EveryMatrixのテクノロジー、開発、リソースパイプライン、世界13ヶ所に広がる1,000人の従業員による数十年にわたる業界の専門知識、そしてパートナーのグローバルネットワークにアクセスすることができます。

OddsMatrixは、Bet-at-homeやハンガリー国営宝くじ会社（SZRT）のオンラインブランドTippmixProなど、ヨーロッパ中のティア1ブランド向けに大規模なデジタルプロジェクトを立ち上げ、ますます力をつけている。

OddsMatrixは2023年に最高の業績を達成し、記録的な成長率、収益性、ティア1顧客向けのベット数を達成した。ベット総額は前年比75％増、収益性は90％増となり、ライブイベントも3分の1（31％）増の180万件以上となった。FSBとの契約により、この力強い成長はさらに続きそうだ。

EveryMatrixのグループCEOであるEbbe Groes氏は、次のように述べています。

『FSBテクノロジーの買収を発表できることを嬉しく思いますし、この買収を難なく実現させたエブリマトリックスのチームを誇りに思います。

この買収は、金額、規模、複雑さにおいて、これまでで最も野心的なものです。このプロセスを効率的に管理するために、舞台裏では膨大な量の社内チームワークがありました。迅速な取引とスムーズな買収完了は、非常に印象的でした。

この取引は、英国、アイルランド、アフリカなど、多くのFSBの顧客が事業を展開する規制市場により多く参入し、成長するという当社の長期的成長戦略を促進するものです。また、このプロセスを加速させ、顧客と収益のプロファイルを多様化させると同時に、卓越した結果をもたらすことが証明された、より強力で高性能な製品に顧客を移行させることができます。』

とコメントしています。

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FSBテクノロジーのAdam Smith最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。

『FSBはこの1年半から2年の間に、新しい市場への進出や革新的な提案の開始など、多くのことを成し遂げました。エブリマトリックスとの提携は、FSBにとって新たな大きな節目となります。FSBの既存パートナーの成長を加速させるだけでなく、FSB独自の能力を共有することで、この取引が新たな機会を生み出す可能性があることに、喜びと興奮を感じています。』

とコメントしています。