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Evolution Gaming社がNetEnt社の買収を発表!

2020年6月24日に世界TOPのライブカジノソリューションを提供するEvolution Gaming Group AB(publ)社は、オンラインカジノのスロット、ライブカジノを提供するNetEnt AB(publ)買収を発表しました。

前々から大手2社が合併するという話はうわさされていましたが、対等な関係ではなく、Evolution Gaming(エボリューション ゲーミング)社がNetEnt社の全主導権を握る契約になったのです。

取引の金額は19億ユーロ(21億米ドル)と言われており日本円にすると約2,300億円にも達するという巨額な買収となりました。

簡単にイメージすると衝撃で言うと日本のゲーム会社であるスクウェアとエニックスが合併してスクウェアエニックスになったような衝撃的なニュースです。

※あくまで衝撃度具合です。

NetEntは、1996年に設立され、会長のMathias Hedlund(マティアス・ヘドルンド)氏が率いるデジタルエンターテインメント企業であり、オンラインカジノサイト(オペ―レーター)向けのゲームおよびシステムソリューションを開発しています。

同社は現在マルタ、ストックホルム、ヨーテボリ、キエフ、クラクフ、ソフィア、ジブラルタル、ニュージャージーで1,100人。NetEntのシリーズBの株式は、ナスダックストックホルムにティッカーNET-Bで上場されています。

これまでに数々の名作スロットを中心にiGaming業界において絶大なブランドを築き上げていました。

Evolution Gaming社は2006年に設立され会長のJens von Bahr(イェンス・フォン・バー)氏が率いるライブカジノソリューションを開発、製造、販売、ライセンス供与し、ゲーム事業者に提供しています。

同社は、300を超えるオペレーターを顧客とするB2Bプロバイダーに発展し、このグループは現在、ヨーロッパと北アメリカのスタジオで約8,000人を雇用しています。

親会社はスウェーデンに拠点を置き、その株式はナスダックストックホルムにティッカーEVOで上場されています。

オンラインカジノのライブカジノと言えばだれもがEvolution Gaming社をイメージするほど世界中でNO.1を拡大し続けている企業です。

この両社が合併するということが決定したことは改めて業界NO.1企業に成長したといっても良いでしょう。

EvolutionによるNetEntの買収は、すでに英国の競争市場局(CMA)から承認されており、9月29日にマルタ競争消費者局による基準もクリアしていました。

この両社の合併が完了すると、EvolutionのライブカジノとNetEntのオンラインスロットの統合により、世界のカジノ業界の90%が依然として実店舗(ランドカジノ)にあることを考慮しても、世界のゲーム業界のデジタル化を推進する可能性のあるB2Bプロバイダーが作成されたこととなります。

2020年6月、NetEnt社はEvolution Gaming社が提案した18億ユーロ(日本円で約2,300億円)の買収提案を受け入れました。これはNetEntの企業株式の90%を1株あたり7ユーロでEvolution Gaming社が買いとったことになります。

Evolution Gaming社とNetEnt社を組み合わせると、イギリスおよびヨーロッパ最大のカジノサイトやアジア、アメリカなどで世界中に渡って提供されます。

アメリカ市場は、単一州ごとに規制されているのですが、時間の経過と展開具合を見てもEvolution Gaming社にとって最大の市場になる可能性があります。

Evolution Gaming社が今現在のライブカジノサービスを提供するためにニュージャージースタジオ、ペンシルベニア州とミシガン州でスタジオが計画されています。

さらにオンラインスロットでのNetEnt社の米国でのプレゼンスとの統合により、統合された会社の米国オンラインゲーム市場への発展が一気に促進されていくことにもなります。

統合されたそれぞれの製品は両社の顧客ベースを介して、クロスセリングと流通の改善を通じて収益が増加し、その結果、顧客とのパートナーシップがより緊密なり、相乗効果が生まれることになります。国際的にさらなる成長へと進むことでしょう。

また、今回の提携によって、2020年の第1四半期のNetEntとEvolutionの合計コストベースと比較して、年間約3,000万ユーロのコスト削減が見込まれるとのことです。

 

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