MGA と世界バドミントン連盟がデータ共有契約を締結

バドミントン世界連盟（BWF）インテグリティユニットは、このほどマルタ賭博庁（MGA）とデータ共有協定を締結しました。

BWFとMGAの戦略的パートナーシップは、バドミントンにおける疑わしい賭博行為を監視するための重要な要素を形成し、BWFインテグリティ・ユニットがクリーンで公正なスポーツに継続的に取り組んでいることをさらに示しています。

モニタリングと調査は、BWFの反マッチ・マニピュレーション活動の重要な範囲であり、選手情報の収集、試合や競技の詳細の分析、マッチ・マニピュレーションの可能性に関する調査においてインテリジェンスが活用されています。

MGAの金融犯罪コンプライアンス部門責任者であるAntonio Zerafa氏は、次のように述べています。

『バドミントン世界連盟が、当局がすでに実務レベルで支援しているスポーツ統括団体の長いリストに加わったことを非常にうれしく思います。』

とコメントしています。

BWF事務総長のThomas Lund氏は、次のように述べています。

『このパートナーシップは、MGAがベッティングオペレーターとBWFインテグリティユニット間のデータ共有を促進することで、BWFインテグリティユニットがスポーツのインテグリティを保護することを支援します。私たちは、バドミントンの健全性を維持するために、このスポーツの潜在的な不正行為者に対する抑止力になっていると考えています。

スポーツ統括団体とのデータ共有契約の締結は、MGAが行う業務に不可欠なものである。

BWFインテグリティ・ユニットは、クアラルンプールにあるBWFのオフィス内にある運営ユニットです。このユニットは、バドミントンをドーピングや試合操作のない状態に保つことに重点を置いています。日常的には、アンチドーピングとアンチマッチフィキシングプログラムを管理し、バドミントンコミュニティにおける意識向上、情報提供、教育、抑止のイニシアチブを計画・実施しています。